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『前略 先日は懐かしいおはがき頂きまして有難うございました。
わくわく長岡様には生前妻が大変お世話になりました感謝いたします。
妻は出かける前の二・三日前頃から着ていく物等用意して、
それこそ恋人に会うような気持だったかも知れません。
亡き後もいつまでもお便りを頂き有難うございました。
私も老人ホームに入り一年八か月目、まだなんとか生きています。
余命がありませんが、もうしばらく生きるかも知れません。
職員ご一同様の健康をお祈りいたします。
以上お礼まで。草々。今後共よろしく』
・・・季節のお便りを出させていただいたH様より
ありがたいお葉書を頂きました。
奥様は2~3日前からお出かけを楽しみにされていたのですね・・・
日々の業務の中、
ご乗車くださる方がどんな気持ちでお出かけされているのか、
そこまで考えずに済ませてしまうことが多かったのではないかと
気付かせていただきました。
外出が難しい方にとっては、近くの病院へ行くことでも、
その時をとても楽しみにされている、
そのお手伝いを私たちはさせてもらっているんだ、
と感じることができました。
『どんなことでもこれが世界で一番大切な仕事であるかのように尽くす』
ある日ラジオで聞いた大好きな言葉です。
もう一度この言葉をスタッフ全員の心に刻んで、
気持ち良くご乗車いただけるように尽くします。